帰り道、ティッシュをもらった。配っていた男は明らかに俺を見てたので人を選んで配ったようだ。風俗だったらショックだが、今回のティッシュはスタジオのティッシュだった。なかなか気分が良かった。

そのまま横断歩道を渡る。途中に歩道があるタイプで、そこではカラオケの呼び込みをしている人たちがいた。まぁ目的地へはその歩道も突っ切ればいいだけなので何も考えずに歩いていた。が、その歩道の直前、ちょい派手なおねぇさんが俺を見つけるなり『あ!!!』みたいな顔をした。これはやばい、と思った。

お姉さん(以下お)『ちょーっとだけお時間いいですかぁ?』
俺『いや、あの・・・急ぎ・・・』
お『ほんのちょっとだけなんですよー。お願いしまーす。』
俺『え・・・あ・・・はぁ・・・』
(あーしまった、と思った。少しでも弱気になるとコレだ。いつも答える気なんてないのに・・・。今回のおねぇさんも俺視点ではまぁまぁな感じだったが(またこれか)、きっとF・M・アルクあたりに言わせれば「え」とか「ふーん」とか「普通」程度だと思う。ちなみにテンションは同級生のダンス部の部長を思い出してもらえればわかりやすい。)

お『うわーありがとうございます!!!』
俺『は、はぁ・・・』
お『あれ、えーちょっと元気ないですか?』
俺『いや、そうでもないですよ。』
お『元気出していきましょうよー。ねー。『いいともー』ってコレは違うか。寒いですよねー。』
俺『は、はぁ・・・』
(聞くと服関係のアンケートらしい。そして会話にさりげなく?アンケートを混ぜて話をしてくる)

お『今いくつですかー?』
俺『19です』(本当)
お『うわー若っ!!!学生さんですか?』
俺『はい』(嘘。もちろん浪人)
お『どこの大学ですか?』
俺『○大学です』(嘘。某有名予備校。)
お『うわっ、えらー。えー大学ってどこにあるんですか?最寄り駅とかは?』
俺『いやー(知るわけがない)・・・ちょっと電車使ってないので・・・』
お『あぁそうなんだー。じゃあバイクとかだね。どこに住んでるの?』
俺『兵庫です』
お『えーわたしもわたしも!○○って知ってる?』
(兵庫トークがあって次へ)

お『いまお小遣いとかいくらくらいですか?』
俺『いや、バイトとかなんで』(もちろん嘘。)
お『へぇーじゃあ、1ヶ月にどれくらい服にお金かける?』
俺『1万〜2万くらいですね』
お『そうなんだー。えーっとねぇ、いま寒いけど毛皮とかのもってたりする?』
俺『はぁ、まぁもってますが着ないですね』(嘘。毛皮なんて持ってねぇ)
(で毛皮トーク)

お『じゃあ最後にここにお名前とか書いてもらってもいいですか?』
(うわー、やっぱ名前かよ・・・適当に書こう)
俺『はい名前は・・・○○ ○●』
お『○●君って読むの?えーなんかかわいー。●ってつくのいいよねー』
俺『は、はぁ・・・』
お『○●ってあの芸能人と名前いっしょ?』
俺『はぁ、そうですね』
(以下住所を最後のほうを適当に書き、携帯番号も後半適当に書く)

お『ありがとー。じゃあまたアンケートさせてもらってもいいかなぁ?電話とかしたいんだけどー。あたしの番号教えようかー?』
俺『はぁ・・・番号はいいです。』
お『そー。じゃあまた電話するねー。ありがとー。』

こんな感じでした。これはどうとらえるべきなんでしょうか?以下、妄想族の俺の妄想。
?会社も本物。お姉さんも本物。本当にアンケートをとっただけ(けどこれなら名前いらんし、その場で書けばいいだけだよな。)
?会社は変な会社。お姉さんは怪しい毛皮の販売員。本当に電話がかかってきて、『会いたいなー』とか言われてひょいひょい会いに行ったら毛皮を勧められる。(・・・ありえる。)
?会社は存在しない。お姉さんは個人情報を集めてるだけ。ちなみに服関係の会社へ送る個人情報を集めていた。(ありえる。)
?会社はあって、お姉さんはそこの従業員だが、なんと俺のことを気に入ってしまった。電話するというのも仕事を口実にした俺へのアプローチ。(こういうこと考えるやつがいるから騙されるのか?)

さて、どう考えるもの。もし万が一?だとしたら嘘の電話番号は悪いことしたなーとか思う。あんな梅田のど真ん中でそんな犯罪行為をするのかも疑問に残る。だから罪悪感はある。けど信じていいものだろうか?今の世の中、人を信じるってのは勇気がいることです。しかも他人。

・・・どうしたもんかねぇ。。。なんで可愛い(俺視点)人を使うんだよ・・・。まったく・・・。今後は断ろう・・・できるだけ(おい)。

コメント

M氏
M氏
2005年12月28日20:51

こういうときだからこそプラス思考に行こうぜ
(しばらくみないうちに仕様がかわってる。。。)